デ・キリコ展-終わりなき記憶の旅【図録】
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デ・キリコ展-終わりなき記憶の旅【図録】の商品説明
2001年にさまざま企画が催された「日本におけるイタリア2001年」に併せてBunkamuraザ・ミュージアムその他を巡回した展覧会の図録。
デ・キリコといえば定規が頻出する〝形而上絵画〟で1910年代後半に知られるようになりますが、初期のかなり独自な実験期は意外と短く、
20年代に入るとテンペラ画を修得、シュルレアリストとの親交からシュルレアリスムに向かいます。
しかし、この時期も案外短く、1926年にはシュルレアリスムへの決別を宣言。古典主義回帰していきます。
個人的にデ・キリコが好きで本や図録を集めてきましたが、本書の面白いところは初期の〝形而上絵画〟はほんの少し(貸し出しされなかったのかもしれませんが)。
シュルレアリスムから古典回帰が充実しているところです。
正直、ちょっとダサくヘンなのですが、そこがとても面白く感じるのです。
またデ・キリコは1960年代から70年代にかけて自身の昔の〝形而上絵画〟の模写のようなことを始めます。
それがまたちょっと気持ち悪いのです。絵に通俗性が出ていて。
でも、そうした〝通俗性〟こそデ・キリコの本質に根ざしたもので強みでもあるかな、と思うのです。
イラストレーターのエルテも20年代の自分の作品を、70年代以降たくさんリプロダクトしました。
あれも、ちょっと気持ち悪かったです。
ちなみにこの図録、ここ何日もAmazonでは最安の古本で9,599円。完全に投機相場と化しています。
この本のみでしたらレターパックライト370円で発送できます。
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発行:2001年
ペーパーバック:184ページ
サイズ:32 × 23.2× 1.6cm
言語:日本語
状態:表紙まわりにわずかに経年感がありますが状態良好。本文四隅に若干の経年黄ばみが出ています。