革命の衣服「Revolutionary Costume: Soviet Clothing and Textiles of the 1920s」
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革命の衣服「Revolutionary Costume: Soviet Clothing and Textiles of the 1920s」の商品説明
ロシア・アヴァンギャルド運動のなかで派生した衣服の革新運動、それがどうロシア革命と連動したか。
そのあたりの研究は1980年代にやっと進展し欧米で数冊、本が出ましたが、そのなかの一冊。
10数年前のことですが、『WORKWEAR』(monoマガジン別冊)という雑誌で〝戦争と衣服〟といったテーマで連載を持っていたのですが、
その連載のひとつで「革命の衣服、衣服の革命」というのを書きました。
ロシア・アヴァンギャルドを中心に革命前のロシア服飾産業まで辿ったもので、けっこうリサーチに苦労したのですが、そのときに本書を購入したのです。
国内では入手できず海外の古書店から購入したもので、図書館放出品。
状態はあまり良くありません(下記、状態欄をご参照ください)。
しかし本書の内容は充実しています。後半ちょっとテキスタイルが多いですが。
革命ロシアのテキスタイルに関しても80年代にすでに本が出ていて、そちらは持っていたので、あまり新鮮でなく感じたのかもしれませんが、
もし、それをお持ちでないなら本書のテキスタイルもとても興味深いものかと思います。
ロトチェンコやタトリンのワークウェア、ステパノーヴァやポポーヴァといった構成主義を担った女性アーティストの作品は当然載っていますが、
20年代にスプレー・ガンでのペイントをしていたリュドミラ・マヤコフスカヤ(写真1枚目)などにも焦点を当てていて、かなり勉強になりました。
テキスタイルを担ったのは女性が多かったので、日本ではほとんど知られていない女性アーティストが多く取り上げられています。
その点では、他のどの本よりも本書が一番かもしれません。
ロシア・アヴァンギャルドの服飾史に興味ある方には、とても内容の濃い意義深い本かと思います。
文章も興味深いところを突いていますが、図版メインの本です。
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著者:Lydia Zaletova、Fabio Ciofi degli Atti、Franco Panzini、and others
出版社:Rizzoli
発行:1987年
ペーパーバック:194ページ
サイズ:23 x 24.7 x 2 cm
言語:英語
状態:表紙周りに使用による折れ感があり、中の数ページに影響があります。
また背には退色があります。見返しには図書館(海外)の貸し出し帖の封が貼ってあります。
表紙まわりはあまり状態が良くないので写真でご確認ください。