ドロシア・ラング写真集「Dorothea Lange: The Heart and Mind of a Photographer」

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ドロシア・ラング写真集「Dorothea Lange: The Heart and Mind of a Photographer」の商品説明

ドロシア・ラングの作品が掲載された写真集は本サイトでも何冊か紹介してきました。
日本でも1996年に開催された『ビターイヤーズ写真展』図録、あるいは洋書写真集『In This Proud Land』など。
どちらもドロシア・ラング個人の作品集ではないものの、表紙に使われたのは彼女の作品でした。
それほどにラングの作品はインパクトがあり、惹きの強い写真なのです。
すでに何度か書いていますが、アメリカの大恐慌時に農業安定局(FSA)が農村の惨状を記録し始めます。
そのときプロジェクトに参加したのが、ドロシア・ラングを始めとする写真家たちでした。
ラングはそれ以前に失業者やホームレスの人たちにリサーチをおこなっていたので、FSAプロジェクトへの参加は自身の探求でもありました。

オークランド博物館のアーカイブから抜粋した作品で構成した本書は、FSAプロジェクト参加前の作品から始まります。
ちょっとロマンティシズムに満ちた甘い作品だったりします。
それが一気に変貌します。現実の容赦ない過酷さを彼女は捉えていきます。
ラング以前にもジェイコブ・リースのように、アメリカの底辺で生きる人を撮った優れた写真家はいます。
ラングの作品の良さはたんに貧しさ、生きる厳しさを直視したからということではないと思うのです。
うまく言語化できないのですが、ラングの写真には何か〝間〟のようなものを感じるのです。
被写体を捉えてシャッターを押すまでの〝思考の一瞬〟のような〝間〟を。
カルティエ=ブレッソンなら、そのほんの一瞬を構図の美学に落とし込む才があったでしょう。
ラングはそういうのとも違うのです。
被写体の表情や視線とともに、作品を見る側にもそれについて思考させ、時間を共有させてしまうような何か...
ラングはその後、大戦中の強制収容所に移送される日系人の取材をします。
それらは当時、軍によって没収されたそうですが、本書にはそうした写真も収められています。
ドロシア・ラングの写真集は洋書で何冊か出ていますが、内容と作品点数の充実度で本書は決定版の作品集といって良いと思います。

大型本にて佐川急便(複数冊)80サイズでの発送となります。

編者:Pierre Borhan


出版社:Bulfinch
発行:2002年
ハードカバー:264ページ

サイズ:25 x 31.5 x 3 cm 

言語:英語
状態:全体にきれいな状態ですが、本文の四隅にわずかに経年黄ばみが出ています。

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