ミツ バルテュスによる四十枚の絵
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ミツ バルテュスによる四十枚の絵の商品説明
猫好きのバルテュスが少年期にインクで描いたデッサン、40枚。
序文にライナー・マリア・リルケの一文を添えた瀟洒な本です。
リルケの文章の1ページをこちらにも掲示しました。
巻末にフランス文学者、阿部良雄の丁寧な解説があるのですが、1921年にパリへ出たリルケは、その後フランス語で詩集を出したりしますが、
フランス語で書かれた「散文」は、この序文として掲載されたものだけだそうです。
ジャン・コクトーが若き日、放埒な日々を過ごして深夜に帰宅した折、深更灯るランプのある窓辺を眺め、そこがまさにリルケの住んでいたところと知り、
詩人(リルケ)の孤独な作業を思い、自らの軽薄さを恥じた、というような逸話を個人的には思い起こします。
リルケは、そんな感じですよね。11ページの序文だけでも読む価値あります。
「しかしながら、きみの作品の終わりのところできみの泣いている姿をいつも見るであろう人たちのために、私はこの序文の一部を書き上げた」
...なんて、読むこちらが泣けてきそうです。
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著者:バルテュス(絵)、ライナー・マリア・リルケ(序文)
出版社;泰流社
発行:1994年
ソフトカバー:108ページ
サイズ:182 × 23 × 1cm
言語:日本語
状態:表紙がPP加工等ない仕様なので四隅に若干、経年褪色が出ています。それ以外は良好。