funktion(歴史上の手術道具写真集)/佐々木光(写真)米澤敬(文)松田行正(造本)
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funktion(歴史上の手術道具写真集)/佐々木光(写真)米澤敬(文)松田行正(造本)の商品説明
まず造本について説明しておきます。
ブック・デザイナー松田行正によるもので、本書も彼が主宰する牛若丸出版から刊行されたもの。
ダストカバーの紙をわざとヘンな折り方をして包んであります。
傷んで折れてしまったものではありませんので。2枚目の写真がその折りです。
しかもカバーの裏には図表や年表好きな松田らしく外科手術等の歴史年表がびっしりと。
手術道具といえばデヴィッド・クローネンバーグの映画『戦慄の絆』(88)を思い出します。
この映画では手術道具をずっとなめて撮影しているシーンがあって、そこがとてもクローネンバーグらしさが出ていて印象に残りました。
怖いけれど美しい。そんな器具として撮られていました。
おそらく本書を撮った佐々木光も『戦慄の絆』に影響を受けているのではないでしょうか。
写真はとても良いです。紀元前のものから16世紀以降のものなどさまざまな年代のものを撮っています。
千葉県にある医科器械資料館所蔵のものだそうです。
ちなみに解剖学が急速に発達するのが16世紀、バロック美学と連動してのことです。
ここに掲載された16世紀の器機を見るとそんなことを思い出します。
写真ページと文章ページはまったく用紙を変えて、交互に構成されていますので、文章もそれなりにあります。
文章はべつに医療機器の話ではなく、米澤敬のエッセイのようなもの。ちょっと読みましたが、なかなか含蓄のある文章です。
私はほんの短い期間、デザイナー戸田ツトムのアシスタントをしていましたが(雑誌『ユリイカ』の戸田ツトム特集に寄稿してます)、
そのとき松田さんは独立していたものの、ほとんどの仕事を戸田さんと組んで、というか、まだその時期は戸田さんに仕事をもらってたので、よく一緒に仕事をしました。
そんな話はまたべつの機会に。。
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著者:佐々木 光 (写真)、 米澤 敬 (著)
発行:牛若丸出版
発行:2002年
ハードカバー:116ページ
サイズ:15 × 24 × 1.6cm
言語:日本語
状態:ダストカバーがPP加工等していないので、若干の経年感があります。
また本文用紙がちょっと黄ばみやすい「ブライトラフ」を使用していますので四隅に若干の黄ばみが出ています。