インゲ・モラス写真集「Portraits: Inge Morath」【10%OFF 6200円→5580円】
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インゲ・モラス写真集「Portraits: Inge Morath」【10%OFF 6200円→5580円】の商品説明
インゲ・モラスは1923年、オーストリア出身。
両親は科学者で彼女は幼少期からフランス語の教育も受けました。
のちに両親はベルリンに移り、彼女はナチ時代のベルリン大学で学びます。
この頃から語学に才能を発揮し、フランス語、ルーマニア語、英語を流暢に話し、のちにはスペイン語、ロシア語、中国語も話したそうです。
戦後、マグナム・フォトに編集者として参加します。
その後、マグナムの創設者のひとりアンリ・カルティエ=ブレッソンのアシスタントとなったと日本語のwikiには書かれていますが、
どうやらブレッソンが各地から送られてくるコンタクトシートの管理をしていて、ブレッソンの写真の撮り方を学んだようです。アシスタントではなかったと。
1953年の「エヴリー・ナッシュ夫人」というポートレートがありますが、これなどはカルティエ=ブレッソンの作品か?と見紛うほど、ブレッソン風の写真です。
マグナムの写真家はよく映画スチルの仕事もしましたが、インゲもやっていました。
1962年、ジョン・ヒューストンの映画『荒馬と女』の撮影現場での仕事のときに、劇作家アーサー・ミラーと知り合います。
あのマリリン・モンローの夫ですね。
ミラーは前年にモンローと離婚しており、二人は急速に接近、62年に結婚します。
本書には彼女の周りにいた著名人がたくさん登場します。
ジャン・コクトーやハンス・アルプ、ソウル・スタインバーグやストラヴィンスキー...
でも、もっと楽しいのはMASKシリーズです。
段ボールの仮面や買い物袋に顔を描いての写真。とてもユーモラスです。
それと彼女のポートレートは、他の多くの写真家によるポートレートとはかなり雰囲気が違います。
多くの写真家はその人の内面を写し出そうとか、シリアスに身構えた写真を撮ります。
結果、重みのある写真となります。比喩ではなくまさに重量がありそうな。
でもインゲは、もっとチカラを抜いた。ふっとした瞬間のようなもの、それもたんにラフな..というわけでもなく、きちんと捉えてはいるのです。
この距離感がとても面白い写真家だと思うのです。
※仕入れたときにダストカバーにパラフィン紙が巻かれており、そのままこちらのカバー写真も撮影しています。
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著者:Inge Morath(写真)
出版社 : Aperture
発行:1987年
ハードカバー:96ページ
サイズ:25 × 29.5 × 1.7 cm
言語:英語
状態:もともとダストカバーにパラフィン紙が巻かれており、そのまま撮影しました。状態良好です。