シェーカー 生活と仕事のデザイン
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シェーカー 生活と仕事のデザインの商品説明
アメリカの地方で自給自足の生活を続けてきたシェーカー教徒の生活、教徒の使う道具や家、さらにそのインテリアなどを写真で辿ったほぼ唯一の本。
シェーカー教徒は18世紀後半に始まった教壇ですが、極端な純潔主義を掲げ、男女は交わらず、結婚もしませんでした。
...となると教団は必然的に衰退していくわけですが、孤児などを引き取ったりして共同体を維持してきました。
男女が交わらないというのは、外界との接触も限られるわけですから、教徒たちは独自の文化を生みだしていきます。
アーミッシュとも少し似ていますが、アーミッシュは古い生活のまま留まり、文明の進化を受け入れていません。
シェーカーはある程度、受け入れ、自分たちの道具を発展もさせてきました。
それでも本書を見ると教徒たちの使うものは古色蒼然としたところがあります。
一方でシンプルな削ぎ落とされた美もあります。
シェーカーが生活のためにつくった椅子は「シェーカー・チェア」として、そのデザインが知られるようになり、
椅子だけでなくさまざまな生活道具がありますから、総じて「シェーカー・スタイル」として知られるようになりました。
本書は章分けして構成し、まず信徒たちの住居...建物がどれもとても美しいです。
インテリア、これも独特の様式があって驚くところがあります。
さらにさまざまな生活道具が紹介されていきます。
もちろん衣服をつくるにも自分たちでまず糸を紡いでいきます。
著者はシェーカー研究の第一人者、ジューン・スプリッグ。
おそらくこれほどまとまった写真主体の本は、本書のみではないかと思います。
平凡社から刊行された日本語版ですが、絶版後、ずっと高値のまま推移している人気本でもあります。
シェーカーのその後ですが、21歳になるとシェーカーの村をを出るか否か決めることになります。
やはり男女交わらない独身主義は時代にそぐわず信徒は減り、最盛期、全米で6000人ほどいた信徒は、現在はメイン州に数人が残るのみだそうです。
大型本ですので、佐川急便での発送となります。
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著者: ジューン・スプリッグ
出版社:平凡社
発行:1997年
ハードカバー:272ページ
サイズ:24 x 29 x 2.5 cm
言語:日本語
状態:ダストカバーもわずかにスレ、アタリがありますが、古い本としては全体にかなり状態の良いほうだと思います。