1950年代のパリ「PARIS m'a souri」photos / Ervin Marton、text / Maurice Fombeure
¥2,000(税込) 残り0点
●発送方法について(購入前に必ずお読み下さい)
佐川急便発送の商品は配送地域によって700円〜1000円ですが、複数冊(2、3冊〜)ご注文の場合は、「注文内容」の「配送方法」のところで「佐川急便(複数冊)」を選択してください。
厚さ・サイズによってはレターパックプラスでお送り出来る場合もございます。送料選択の際にご確認頂けましたらと思います。
送料の詳細、注文方法、お支払い方法など、その他の詳細については「About」ページをご確認ください。
1950年代のパリ「PARIS m'a souri」photos / Ervin Marton、text / Maurice Fombeureの商品説明
ハンガリー出身の写真家マルトン・エルヴィン(エルヴィン・マートン)の写真に詩人・作家のモーリス・フォンブルが文を寄せた1950年代のパリ。
写真家のマートンですが、1912年生まれ。20代で写真作品の個展をブダペストで開催しますが、1937年にパリに移住。
当時のハンガリーは右派政党が台頭してユダヤ人排斥が立法化されつつある時期だったので、ユダヤ系ハンガリー人のマートンはパリに脱出したのでしょう。
そのパリにナチスが乗り込んで来るわけですが。
1940年のドイツ軍パリ占領にともなって、マートンは対独レジスタンス活動に身を投じます。
そして戦後、本書に収めたようなマートンのパリの街頭写真が著名雑誌に掲載されるようになり有名になります。
作家のブレーズ・サンドラール(邦訳された『世界の果てにつれてって』良かったです!)は、
マートンの写真を「モノクロ写真のエース」(L'as de la photographie en noir et blanc)と評したそうです。あまり格好良い言葉ではないですね。
それはともあれ、マートンの写真はじつに生き生きとしてとても良いです。
1930年代から60年代まで、パリの街角を撮った写真家はたくさんおり、良いものもたくさんありますが、
それはそもそもパリそのものが被写体として素晴らしかったからでしょう。
ノスタルジーとは別にパリという「街」の特権性を感じます。
本書は、マートンの撮ったカラー、モノクロの写真を収め、ところどころにモーリス・フォンブルの文章が添えられています。
マックス・ジャコブやアンドレ・サルモンらと親交が深かったというフォンブル。
ジャコブやサルモンの作品を翻訳した堀口大學は、フォンブルは訳してないのでしょうか?
ちょっと大學訳で読みたい気がします。
この本のみでしたら、レターパックライト370円で発送できます。
複数冊ご購入の場合は、2冊まで佐川急便、3冊以上は佐川急便(複数冊)の選択をお願いします。
著者:Maurice Fombeure(文)、Ervin Marton(写真)
出版社:Alpina
発行:1959年
ハードカバー:146ページ
サイズ:19.5 × 25 × 2 cm
言語:フランス語
状態:65年ほど前の本としては状態良好ですが、小口天の部分の本文ページにアタリでできたようなひしゃげ感が若干あります。