1935年から1943年のアメリカ「Documenting America 1935-1943」
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1935年から1943年のアメリカ「Documenting America 1935-1943」の商品説明
本サイトでは何冊かアメリカ大恐慌時の写真を集めた写真集をアップしてきました。
ドロシア・ラングの写真集、あるいは『ニューディール・フォトグラフィ』といった写真集、
あるいは『In This Proud Land / America 1935-1943 as seen in the FSA photographs』といった写真集。
大恐慌時代に政府の農業安全保障局(FSA)が始めたプロジェクトは、ロイ・エマーソン・ストライカーの指揮の下、
写真家たちを組織し、恐慌で疲弊したアメリカの農村部などを撮影していきます。
以前も書きましたが、このプロジェクトでは1万枚もの写真が撮られたそうです。
FSAプロジェクトに参加した写真家はドロシア・ラング、ベン・シャーン、ゴードン・パークス、ラッセル・リー、ウォーカー・エヴァンスなど。
本書では、これらの写真家でそれぞれを章立てて、その作品と撮られた状況、その写真的な意味などが語られていきます。
各作家の批評的紹介はそれぞれ4ページ程度なので、基本的には写真集なのですが、執筆陣はそれぞれ写真専門のキュレーターや大学の研究者ら。
作家を紹介というよりも、ドキュメンタリー写真という分野について、あるいは政府の政策とこれらの写真との関係、役割についてなど詳細です。
例えばラングの有名な子どもを抱える母親の写真は、よく知られた1枚だけでなく6枚の写真が撮られていますが、それらすべてを掲載し、
この写真が撮られたいきさつまで書かれています。
本全体の写真のセレクトが良いかどうかは微妙なのですが、FSAプロジェクト時代のドキュメンタリー写真についての詳細で貴重な一冊といえると思います。
この本のみでしたらレターパックプラス520円で発送できます。
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著者: Carl Fleischhauer (編集), Beverly W. Brannan (編集), Lawrence W. Levine
出版社:University of California
発行:1992年
ハードカバー:362ページ
サイズ:22 x 28.5 x 3 cm
言語:英語
状態:ダストカバーの上下に若干のめくれ感があります。並の古本といった感じです。