スタジオ写真家の作業から見たヴィクトリア朝の肖像写真「A Victorian Portrait」
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スタジオ写真家の作業から見たヴィクトリア朝の肖像写真「A Victorian Portrait」の商品説明
ヴィクトリア朝時代のポートレート写真について扱った大判のグラフィック本です。
19世紀半ばからスタジオ=町の写真館が流行し、とくにイギリスではその波は地方都市にまで及びます。
本書は冒頭に当時のスタジオの様子をおさめた写真やイラストを用いて、そうした写真館のありようから解いていきます。
当時は露光時間が長かったので子供が被写体の場合、気が逸れないような小道具をカメラの上に置いたとか、そういうのまで実物の写真を配して紹介しています。
じつにさまざまな写真を配して、キャプションでは写真そのものというよりも文化的な背景まで説明しています。
こちらに掲載した見開きの青年たちの写真は、当時の学生サッカーチーム。
ヴィクトリア朝にいかにスポーツ熱が高まったかなども書かれています。
また、当時はさまざまな労働者をスタジオで撮影して、その写真を売るのも流行りました。
比較的、着飾った女性労働者の職業別写真などが収載されています。
仕事に使う小道具を持たせて、その職業が何であるかわかるように撮るのが決まりのようになっていました。
着彩カラー、セピアなど多数の写真を通して、これはいわばヴィクトリア朝の写真(の流通)文化を広範にカバーしたような本です。
1989年に刊行されたものですが、その後、絶版。惜しい本です。
ダストカバーの袖にはこんなことが書かれています。
「この本は単なる古い写真のコレクションではありません。10000枚の未公開アーカイブからセレクトした王族から職人や貧しい労働者までの写真...
...大通りで誰もが自分のイメージ、あるいは俳優やスポーツ選手、王族らのイメージ(=プリント写真)を安価に入手できるようになった時代の活気と多様性を描出した本です」
※ダストカバーにビニールが被せてあり、そのまま撮影していますので、映り込み等があります。
大型本ですので、佐川急便での発送となります。
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編者:Asa Briggs、Archie Miles
出版社:Harpercollins
発行:1989年
ハードカバー:220ページ
サイズ:23.6 x 31.3 x 2.8 cm
言語:英語
状態:ダストカバーにスレ、軽いアタリ等あり、並ちょっと下くらいの古本といった感じです。
89年刊行の古い本ですのでご了承いただけましたらと思います。