ロシア・アヴァンギャルドの女性アーティスト「Amazons of the Avant-garde」
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ロシア・アヴァンギャルドの女性アーティスト「Amazons of the Avant-garde」の商品説明
1910年代からロシア革命直後にかけての革新的芸術潮流、ロシア・アヴァンギャルドの女性アーティストのみに焦点を絞った画期的な一冊。
論考ページと図版ページを用紙を変えて、全体で352ページ。たいへん充実した内容です。
たとえばナターリヤ・ゴンチャローヴァやバーバラ・ステパーノヴァ、リューボフ・ポポーワあたりなら
ロシア・アヴァンギャルド好きの人ならたいてい名前も作品も知っていることでしょう。
それぞれの作品集も洋書で出ていますし、ステパーノヴァでしたら夫であり、
ロシア・アヴァンギャルドの代表的なアーティストのひとりであるロトチェンコの作品とともに国内で展覧会も開かれています。
ポポーワなら絵画作品のみならず、メイエルホリドの舞台装置や衣装デザインの分野の作品なども知られていることでしょう。
ゴンチャローヴァなら自転車で走る人のキュビスム的かつ未来派的絵画は、たいていのロシア・アヴァンギャルド本に掲載されています。
しかしアレクサンドラ・エクステルやオリガ・ロザノワあたりになると日本での紹介もぐっと減ります。
さらにナデジダ・ウダルツォワ...じつは私もこの人は知りませんでした。
そんな女性アーティストが章立てて紹介されていきます。
いずれも1880年代に生まれたいわば同世代で、1910年代にキュビスムなどの影響を受け革新的な絵画に向かった女性たちでした。
スターリン体制になるにしたがって、それぞれの運命に暗雲が漂っていきます。
ニューヨークのグッゲンハイム美術館で2003年に開催された展覧会に併せて出版された本で、
図録としても、また資料としてもなかなかここまで女性アーティストの焦点を当てたものはないでしょう。
図版ページも充実していますが、論考ページに付された資料図版も本書で初めて見るものが多く、その労作ぶりが窺えます。
この本のみでしたらレターパックプラス520円で発送できます。
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著者: John E. Bowlt、Matthew Drutt
出版社:Guggenheim Museum
発行:2003年
ペーパーバック : 352ページ
サイズ:19 x 25.5 x 3.4 cm
言語:英語
状態:表紙周りがPPコーティング等の加工がないマットインクでのスミですので、多少の経年スレ感があります。それ以外は状態良好。
