歴史的自動人形「Automata:The Golden Age 1848-1914」
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歴史的自動人形「Automata:The Golden Age 1848-1914」の商品説明
歴史的な自動人形を現存する作品とともに辿った大判のグラフィック本。
かなり厚く重い本です。おそらくオートマタをまとめた本としては最も詳細なものかと思います。
しかもダストカバーを取ると怖ろしくゴージャスな造本。クロス装に型押しを金を使い、さらにカラー写真まで貼り込んで...
なので、その写真を1枚目に掲示しました。
自動人形=オートマタといえば、18世紀のジャック・ド・ヴォーカンソンを思い起こしますね。
有名なアヒルの人形は現存していませんが、水の上を泳ぐだけでなく餌をついばんだり、さらにはそれを排泄までしたと言われます。構造図は伝えられています。
というわけでオートマタ=啓蒙の時代というイメージなのですが、本書の指す黄金期は1848年、つまりはフランスの二月革命、
第二共和制の時代あたりから始まり、第二帝政期が盛期だったようです。
数々の名作がカラー写真で紹介されており、とても面白そうなのですが、やはりどう動いたのか見たくなってしまいます。
それでも手品をする少女とか、何枚かの写真で紹介しているので、どんな風に動いたか想像することはできます。
鏡を見る女性とかさまざまなテーマがあったことも興味深く思いました。
自動人形というと王侯貴族に贈られた精巧な工芸品をだけを思ってしまうのですが、本書はそうしたものからオルゴールの上で動く自動人形まで
かなり広い守備範囲です。
また巻末にモノクロ資料が付いており、当時のカタログが数ページにわたって掲載されています。これがかなり面白いです。
こんな人形もあったの?!的な。
なかなかマーベラス=メルヴェイユな本です。
大型本ですので、梱包すると80サイズになりますので佐川急便(複数冊)での発送となります。
著者: Christian Bailly
出版社:Sotheby's Publication
発行:1988年
ハードカバー:358ページ
サイズ:24.5 x 32 x 3.8 cm
言語:英語
状態:古い本ですので、ダストカバーにスレ等の経年感があります。
本体の表紙が説明に書いたように凝った造本なので、もともとダストカバーは無しでもよいと考えて造本されたように思います。