大判写真集:第二帝政期のパリ「Paris et Les Parisiens sous Le Second Empire」
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大判写真集:第二帝政期のパリ「Paris et Les Parisiens sous Le Second Empire」の商品説明
フランス第二帝政期、すなわちナポレオン3世統治下の1852年から70年くらいに撮られたパリの写真を大判の写真集としてまとめたもの。
1870年で終わっているわけではなく、19世紀末くらいまで大まかに扱っているようです。
ちょうど写真が発明されて写真師が現れ、街頭や街の風俗を撮り始め、それらが絵はがきになって売られるようになる時代、それがこの時期かと思います。
1840年代後半にパリは100万人の人口を誇る大都市となりました。
そして1870年代はモードは急速に華やかになった時期です。
そんな時代を捉えた写真の数々です。
ちょうどナポレオン3世がセーヌ県知事にオスマンが任命したのが、1853年。
そこからパリの大改造が始まるので、その当時の写真もたくさん載っており、貴重な資料です。
オスマンは、庶民が住んでいる路地等をなぎ倒すというか、まったくこれまでの地図を無視してブールバールを作りました。
ま、それはナポレオン3世がやりたかったことですが、ようするに2月革命等を経験してバリケードが築ける路地等をなくす。
権力の視線、支配が及びやすい「見通しの良い」パリをつくるという思想でした。
どうでもいい話ですが、ナポレオン3世よりもオスマンのほうが背が高く恰幅が良く、自信ありげだったんですよね。
話が偏ってしまいましたが、本書は当時の風俗、娯楽、著名人、女優など、あらゆることを取り上げています。
洗濯女、アイロンかけ女工の写真などまで。ちょっと感涙ものです。
フランス第二帝政期の社会をこれだけ見通せる写真集は他にちょっと思いつきません。
かなりの大判写真集で、320ページ。ほぼ写真だけの構成で、それぞれの写真の下に簡潔なキャプションがつくという構成です。
輸送用ケース付き。
大判ですので、佐川急便(複数冊)80サイズでの発送となります。
編者:Michel Cabaud
出版社 : Pierre Belfond
発行:1982年
ハードカバー:320ページ
サイズ:25 × 35.2 × 3.6 cm
言語:フランス語
状態:ダストカバーには経年の傷み等があります。元からかなり厚いパラフィン紙が被せてあり裏でテープ留めされているので、パラフィン紙を被せたまま撮影しています。