セベルジェ写真館が撮った1900年のフランス「La France 1900: vue par les fréres Seeberger」
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セベルジェ写真館が撮った1900年のフランス「La France 1900: vue par les fréres Seeberger」の商品説明
パリで写真館を営んだセベルジェ兄弟が撮った「セベルジェ兄弟が見た1900年のフランス」。たいへん大判の写真集です。
先日、本サイトでアップした「第二帝政期のパリ」写真集と同じ版元の同じシリーズ。
セベルジェ兄弟に関しては拙著『20世紀初頭のロマンティック・ファッション』で詳細を書きました。
また、先日「霧とリボン」主催「ロマン的魂と夢《3》|セベルジェ写真館が撮ったモード 」にて、より詳細も記しました。
note.com/briony_lodge/n/nb3552c0cfe63
本書はパリで写真館を営んだセベルジェ兄弟が、1900年代初頭から1910年代くらいまでフランス中で撮った写真をまとめたものです。
海水浴場、ドーヴィルのようなリゾート、アルプス超えをする観光客、港町、鄙びた村、休日の公園、飛行船、1910年のパリ大洪水、子どもたち、
ロンシャン競馬場での着飾った上流階級の人々、街頭の貧しい労働者、工場労働者、水兵や消防士、などのさまざまな職業の人。
それこそ20世紀初頭のフランス(もちろんパリも含めて)のありとあらゆる事象が捉えられています。
セベルジェ兄弟は絵はがきのため、あるいは雑誌の記事に添えるためにこうした写真をたくさん撮ったのです。
本サイトで以前アップした同じ版元の『Le Livre de Paris 1900』と併せて、20世紀初頭のパリとフランスのさまざまな光景を伝える、
おそらくは最も充実した写真集だと思います。
かなりの大判で、こちらも300ページを超える大部の本です。(最後に文庫本を一緒に撮影した写真を掲載しました)。
2冊の本を編纂したHubert Juinと版元のbelfondは、じつに素晴らしい仕事をしたと思います。
初版のみで長く絶版になっているのが残念な本です。
大判ですので、佐川急便(複数冊)80サイズでの発送となります。
編者:Hubert Juin
発行:1979年
出版 : Pierre Belfond
ハードカバー:316ページ
サイズ:25 × 35.2 × 3.6 cm
言語:フランス語
状態:古い本ですのでダストカバーには経年の傷み、裏側からのテープ補修等があります。
元からかなり厚いパラフィン紙が被せてあり裏でテープ留めされているので、パラフィン紙を被せたまま撮影しています。