セシル・ビートンのポートレート作品「BEATON PORTRAITS」Cecil Beaton
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セシル・ビートンのポートレート作品「BEATON PORTRAITS」Cecil Beatonの商品説明
セシル・ビートンが撮った1920年代から60年代までのポートレート写真を10年ごとに区切ってまとめた大判写真集。
...なんて古書店の解説風に書きますが、考えてみればビートンてファッション・フォト以外のほとんどの作品がポートレートではありませんか?
第二次世界大戦で従軍したときも、戦場の写真よりも人の写真を多く撮っていた印象です。
同じく従軍カメラマンとなったリー・ミラーのモデル時代の写真も掲載されています。
当時(1930年代)、売れっ子モデルだったマリオン・モアハウスとともに。
こちらにも掲載しました。
美男のフォトグラファーが美女ふたりを撮る。すごい世界です。
巻頭にはクロノロジーがまとめられていますが、そこに付けられた資料写真が他の写真集では見ることができない貴重な資料で、とても面白いです。
そのあとはビートンのセルフ・ポートレート。ま、美男でしたからナルシズム強いです。
そして妹のナンシーやババを撮った〝ブライト・ヤング・シングス〟の時代。
スキャパレリとシャネルを見開きでレイアウトしたのは、編集者の遊び心でしょう。
後半には、当時の社交界の華、デイジー・フェローズの伝説的な夜会を撮った写真やレディ・ダイアナ・クーパーなども。
ポートレートではなく、これはカフェ・ソサエティの一面といった感じです。
ちなみに『Cafe Society』という大部の文化史本があるのですが、そこにもこの写真、掲載されていました。
60年代の写真にはウォーホルと一緒に写るウルトラ・ヴァイオレットなども。
彼女はその後、ウォーホルを銃で撃ちます。
そういう意味ではポートレートを撮りながら、これは半世紀あまりの重要な文化史的局面を捉えた写真ということもできます。
そういう意図の編集かもしれません。
大型本ですので、佐川急便60サイズでの発送となります。
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編者:Terence Pepper
出版社:Yale University Press
発行:2004年
ハードカバー:240ページ
サイズ:25.5 x 31 x 3.2cm
言語:英語
状態:全体にきれいな良い状態の本です。