エルヴェ・ギベール写真書物/ペヨトル工房
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エルヴェ・ギベール写真書物/ペヨトル工房の商品説明
エルヴェ・ギベール写真書物...なぜ写真書物というタイトルかというと、ギベールは文筆で生計を立てながら写真を撮り続けたからです。
本書の構成は巻頭の数ページにギベールの文。巻末には短い年表、他、写真作品なので写真集と言ってよいでしょう。
年表が短いのが、彼の生が短かったからでした。
1955年生まれ。1988年にエイズ発症。
1991年にジキタリスによる服毒自殺をはかり病院に運ばれ、そのまま意識が戻ることなくに死去。
エイズでの闘病の苦しみによるものでしょうか?
死の前年には『ぼくの命を救ってくれなかった友へ』がガリマール社から刊行され、ヒット。日本でも翻訳本が刊行されています。
ギベールの写真は、独特の感性を感じます。硬質な雰囲気なのにどこか柔らかさがあります。
またひじょうに内省的です。観る側に一緒に考えることを誘導するような。。
素晴らしい写真だと思います。
多才な人で、1977年、戯曲『死のプロパガンダ』を発表。
これをミシェル・フーコーに送ったことでふたりの交遊が始まります。
そしてのちに『ル・モンド』紙に作品を持ち込み文化欄の写真批評担当として採用されてもいます。
エイズはさまざまなクリエイターの命を奪っていきましたが、あの病気がなかったら、その後の世界には、もっと素晴らしい作品がのこされていただろう...
そんなことを強く思いました。
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著者: Hervé Guibert(写真+文)
出版社:ペヨトル工房
発行:1994年
ハードカバー:ノンブル記載なし。それなりのページ数はあります。
サイズ:14 x 20 x 1.8 cm
言語:日本語
状態:スリップケースに巻かれたカバーの上部に経年の軽い傷みがあります。その他、良好。