ワイマール期キャバレー〈シャル・ウント・ラウホ〉復刻プログラム
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ワイマール期キャバレー〈シャル・ウント・ラウホ〉復刻プログラムの商品説明
ワイマール・ベルリンの最も有名なカバレット〈シャル・ウント・ラウホ〉(響きと煙)の1919年から21年にかけてのプログラムを13冊、完全復刻して函入りでまとめた本です。
日本では平井正氏が名著『ベルリン』3部作や『キャバレーの文化史』で、このカバレット〈響きと煙〉のことを詳細に記しています。
蛇足ですが、拙著『倒錯の都市ベルリン』も平井先生からいろいろ教えを乞い、〈シャル・ウント・ラウホ〉の詳細を書きました。
ドイツのカバレットは政治風刺やダダ的な美学的急進性を孕み、独特の文化を醸成した空間でした。
その最左翼に位置したのが、のちにベルリン大劇場の総監督となるマックス・ラインハルトが主宰した〈シャル・ウント・ラウホ〉です。
プログラムは毎月発刊されたようですが、ひとつの号で表紙周りを入れて20ページ程度。モノクロ印刷ですが、中綴じに色紙を挟んで
公演プログラムとしては、よくできた作りとなっています。
クルト・トゥホルスキーやヴァルター・メーリングが朗読した詩や文章が掲載され、座付き作曲家だった若きフリードリヒ・ホレンダーの名も記されています。
挿絵にはオットー・ディックスが描いた腐臭漂うようなベルリン風俗も。
表紙絵から挿絵、掲載されたシャンソンや詩、すべてがワイマール初期のベルリンを物語る一級の資料で、これは奇蹟のような復刻でした。
当時はふつうの流通ルートに乗らず、入手するのに苦労した本でもあります。
こちらは筆者が刊行からしばらく後に購入し、個人保管してきたものです。
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発行:1985年
函入り:プログラム13冊+44ページの解説本1冊
サイズ:15.8 × 24 × 3 cm
言語:ドイツ語
状態:新本購入して保管してきたものです。ただ函に若干のヤケ汚れのような経年感があります。冊子のほうは状態良好です。