1900年のパリ 大判写真集「Le Livre de Paris 1900」
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1900年のパリ 大判写真集「Le Livre de Paris 1900」の商品説明
タイトルのように1900年前後のパリの様子を当時の写真で辿った本です。
このところ続けて出品したHubert Juin編纂、Belfond刊行のシリーズの最後の一冊。
つまり帝政期の写真、セベルジェ兄弟の撮ったフランス、そしてこのパリ1900年の3巻が1970年代から80年代にかけて刊行されたわけです。
前2巻よりもこちらの方が高い値段にしているのは、本書が最も人気があり仕入れ価格も高くなってしまっているということですので、ご了承ください。
こちらも大判で350ページ近い大部の写真集です(最後に文庫本を一緒に撮影した写真を掲載しました)。
パリの市街...それも繁華街から裏町まで...から始まり、娯楽やスポーツ、ミュージックホール、公園での遊びなど、当時の写真で再構成されていきます。
ロンシャン競馬場の様子、女性の画学生たち、ドゥミ・モンデーヌ(クルチザンヌ)たちのポートレート、自動車レース、飛行機、百貨店、そして1900年パリ万博。
上流や中流の生活風俗だけでなく、最下層の労働者に至るまで、あらゆることを網羅して遺漏のない、すごい写真集です。
もちろん本書にもセベルジェ兄弟の撮った素晴らしい写真は含まれています。
クロード・メロードやリアーヌ・ド・プージーのようなドゥミ・モンデーヌの美しい写真、
あるいはミュージック・ホールなどの風俗の写真も良いのですが、
最もインパクトが強かったのは工事夫など、最下層の労働者のボロボロの服でした。
「服飾史がダメダメなのは上流階級の衣服のフォルムの変遷史でしかないからだ」と、以前からいろいろなところで書いてきましたが、
本書の写真から強く影響を受けて、貧しい人たちは何を着ていたのか? それを研究しないといけないと思ったからでもあります。
フランス世紀末から20世紀初頭の流行風俗が好きな人、あるいは研究している人にとっては必携の写真集かと思います。
サイズが大判ですので、佐川急便(複数冊)での発送となります。
編者:Hubert Juin
発行:1979年
出版 : Pierre Belfond
ハードカバー:348ページ
サイズ:25 × 35.2 × 3.6 cm
言語:フランス語
状態:ダストカバーに経年感があります。1979年刊行の古い本とご理解ください。