プーシキンのセント・ペテルブルク「Pushkin's St. Petersburg」
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プーシキンのセント・ペテルブルク「Pushkin's St. Petersburg」の商品説明
ロシア語がまったくわからないために推測で書きます。
作家プーシキンの時代のセント・ペテルブルクを膨大な量の図版で辿ったグラフィカルな大判本です。
文章ページ(106ページ)と図版ページ(ノンブルなし、約200ページ程度)で用紙を変えて、
図版ページは1810年代からのペテルブルクの街の発展、四季、風俗その他を、当時の絵画で辿っています。
私は1981年に雑誌『papier colle』を創刊したときに、ナチズムを特集とし(都市でいえばこれはベルリンでした)、2号ではロンドンを特集、
当時の構想では3号をパリ、4号をセント・ペテルブルクの特集にして終刊するつもりでした。
ご存じのように2号はロンドン特集で刊行したものの、3号は「球体と円環のマニエラ」という特集に。4号は未刊のままです。
このように80年代初頭からセント・ペテルブルク(当時はまだレニングラードの呼称でした)に興味を持ってきたのですが、
本書ほど詳細な本には出会ったことがありません。
ともかく図版の量がすごいのです。それも油絵からカリカチュアまで。
しかもプーシキンに絡めた編集企図ゆえか、1800年代前半までに描かれたものだけで構成しています。
ちなみにプーシキンの生没年は1799-1837。
沼地を埋め立てて、都市としてのセント・ペテルブルクが作られ始めたのは18世紀初頭ですが、
18世紀半ばには冬宮がつくられ、1800年には22万の人口を擁する大都市になっていきます。
そんな発展する都市としてのセント・ペテルブルクの様相をグラフィカルに辿ることができる一冊です。
大型本ですので、佐川急便(複数冊)80サイズでの発送となります。
著者: Russian Federation Khudoznik
出版社: Khudoznik
発行:1991年
ハードカバー::ノンブル記載なし約300ページ
サイズ:26.5 × 30.5 × 3.1 cm
言語:ロシア語
状態:ダストカバーに多少の経年感がありますが、概ね状態良好。