近代都市と芸術展【図録】
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近代都市と芸術展【図録】の商品説明
1996年に東京都現代美術館で開始された展覧会の図録。
もともとは1994年にポンピドゥーセンターとバルセロナ現代文化センターで開催された「都市(La Ville)展」を構成しなおして日本開催されたもの。
箱入りで2分冊、さらにフランス語訳冊子などまで付いています。
ポンピドゥーセンター企画のほうの1冊目『ヨーロッパの近代都市と芸術』の内容が素晴らしいです。
1870年代からの近代都市の形成を絵画、建築、都市計画などさまざまな面から図像的に辿っていきます。
世紀末の風景が表現主義的風景に変わり、機械化は絵画にも反映されていく。
未来派の速度都市があれば、ロシア・アヴァンギャルドの構成的建築も。
そして1930年代にはモダニズムに呑み込まれていくさまも。
60年代、70年代なども面白い作品が多々あります。
ともかく図版の量に圧倒されます。ポンピドゥーセンターお得意の手法で、日本だけではこれだけの美術作品を集めるのは不可能でしょう。
2冊目は『東京:都市と芸術』というタイトルで編纂されたもので、日本近代都市の歩みを錦絵、絵画、写真、ポスターなどで辿っています。
写真やポスターは他の本で見知っているものも多いですが、絵画のセレクトはかなり面白いです。
都市をテーマにすると直截に都市風俗が絡むところがあるので、そのあたりが絵画から窺えます。
この展覧会は行きそびれたのですが、観たらおそらくへとへとになったろうと想像します。
ともかく濃すぎるくらいの充実した内容ですから。
売らんがために言うのでなく、いままで見てきた展覧会図録のなかでも最も内容に感銘した一冊です。
大判でレターパックプラス等に入りませんので、佐川急便での発送となります。
他の本と2冊以上ご購入の場合は、必ず佐川急便(複数冊)80サイズの選択をお願いします。
発行:1996年
出版:Twin Palms Publishers
デザイン:Jack Woody
ソフトカバー2分冊化粧箱入り:ヨーロッパの近代都市と芸術:262ページ/東京、都市と芸術116ページ
サイズ:23.5 × 31 × 2.8 cm
言語:日本語
状態:外箱にわずかに経年感がありますが、全体に状態良好。