写真展 ヘルムート・ニュートン/ポートレート【図録】
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写真展 ヘルムート・ニュートン/ポートレート【図録】の商品説明
タイトルが「ポートレート」となっているので、へルムート・ニュートンが撮ったポートレート写真だけかと思ってしまいますが、まったく違います。
これは展覧会名の失敗のような気がします。
内容は、想像するよりもずっと面白いもの。かなりの傑作です。
1枚目の写真は1935年のセルフ・ポートレート。ニュートン格好良いです!
そこから前半はいわゆるポートレート写真ですが、何を撮ってもエロくしてしまうニュートンですからそこの力量の凄さに改めて感動します。
たとえばマーゴ・ヘミングウェイ。
あまり美しくもなく、エロティックでもなかったと思うのですがカラーのヌード写真はマネキン人形のような不思議なエロティシズムを醸し出しています。
妻のジューンをレストランで胸出しで撮った写真。有名な作品ですが、あり得ないくらいのエロティックさです。妻をこんなふうに撮れるなんて!
ルル・ド・ラ・ファレーズは、ものすごくぺちゃぱいなのですが、そのボーイッシュさが一種のエロティシズムになっています。
もう天才としか言いようがないですね。
他にも初期のファッション・フォトやヌードなど〝ポートレート〟の範疇を超えたものがたくさん掲載されています。
くさるほど写真集が出ているニュートンですが、以前、本サイトでも紹介した『The Best of Hermut Newton』のような予想外の良さがあります。
ちなみに『The Best of Hermut Newton』のほうが良いですが。。
ニュートンの存命時には「見飽きた」とか思ってもいたのですが、失ってみるとこんなふうに全てをエロティックに撮ってしまう写真家は、
写真史すべてを見渡してもニュートンしかおらず、失ったものの大きさを実感させられます。
写真という世界では、もうエロティシズムなど顕現しようがないのでは?と思っています。
展覧会時のフライヤーも付いています。
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発行:1989年
ペーパーバック:150ページ
サイズ:22.5 x 28 x 1.2 cm
言語:日本語
状態:わずかに経年黄ばみと等ありますが、全体にきれいな状態です。