中世美術における愛「The medieval art of love: objects and subjects of desire」
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中世美術における愛「The medieval art of love: objects and subjects of desire」の商品説明
中世美術で表現された愛の諸相のを探った本。
著者のマイケル・カミーユは中世からゴシック期あたりまでの美術史家です。
フルカラーですべての見開きに図版が入っていますが、文章も多く、それなりに論考を読むといった印象です。
パッと開いたページを拾い読みしたのですが、
「中世文化は贈与の文化であった...贈与とは与えることと返済の義務によって成り立ち、儀礼的な交換は共同体を結びつけた...
そして贈り物とは多くは男性から女性に贈られるもの...また女性そのものが商品として流通し...」などとかなり面白そうです。
...そして結婚の際に贈られる美しいもの(美術品や装飾品)は、当時の結婚市場の粗雑さを覆い隠すものだった...などとも。
序章、そして5つに分かれた章、最終章の構成ですが、章タイトルですでに十分な惹きがあります。
絶版後、海外ではけっこう高値になってしまっている本ですが、なんとなく納得という感じです。
この本のみでしたらレターパックライト370円で発送できます。
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著者: Michael Camille
出版社:Abrams
発行:1998年
ハードカバー:176ページ
サイズ:22.5 x 29.5 x 2 cm
言語:英語
状態:ダストカバーに多少の経年感等あります。並の古本といった感じです。