ヴィト・アコンチの作品と軌跡「Vito Acconti」Kate Linker
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ヴィト・アコンチの作品と軌跡「Vito Acconti」Kate Linkerの商品説明
1960年代にパフォーマンス・アートで登場し、次第に彫刻、建築、ランドスケープ・アートに軸足を移していったアーティスト、ヴィト・アコンチの作品を辿った本。
60年代後半は街頭でのパフォーマンス・アートが世界的に盛んになりますが...そう、オノ・ヨーコもその一人ですね...アコンチもそうやってアートシーンに登場します。
路上に行き交う人をできるだけ長く追跡するとか...いわば「状況」のなかに身を投じることで、新たな状況を生み出すアート。
多分にシチュアニスト的な志向があります。
ただ、60年代後半のスチューデント・パワー炸裂と期を同じくした「状況」へのパフォーマンス・アートは比較的短命で廃れていきます。
結局、その「作品」は写真によって記憶されることで「作品」になる、とか美術館にその写真「作品」が飾られることによってアートになるとか、
多分に「矛盾」を孕んでいたと思うのです。
アコンチは造形のほうに転換。
これがけっこう才能があったというか、面白いものがあります。
本書は美術評論家でキュレーターでもあるケイト・リンカーが、アコンチの作品の軌跡を三つの章に分けて、豊富な写真とともに解題していきます。
図版はかなりの量が掲載されていますが、文章も多く、これはアコンチにすでに関心があり調べている人向けの本といえるかもしれません。
ヴィト・アコンチは日本ではさほど有名とは思えませんが、欧米ではかなり大きなプロジェクトでの建築物やランドスケープ・アートを手がけていますが、
そのわりには本も少なく、本書はまとまった研究である貴重な一冊です。
この本のみでしたらレターパックライト430円で発送できます。
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著者: Kate Linker
出版社:Rizzoli
発行:1994年
ハードカバー:224ページ
サイズ:21 x 26 x 2.3 cm
言語:英語
状態:ハードカバーがマットPP加工なので、若干のスレ感等あります。