抽象表現主義展:アメリカ現代絵画の黄金期【図録】
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抽象表現主義展:アメリカ現代絵画の黄金期【図録】の商品説明
第二次世界大戦後から1950年代にかけてアメリカで隆盛した「抽象表現主義」を回顧した大規模な展覧会の図録。
これは素晴らしい展覧会でした。
それ以前にも一度、「抽象表現主義」を概観する展覧会がありましたが、こちらのほうが規模が大きく、充実した感じでした。
私個人の性向ですが、「具象絵画」が苦手で「抽象好き」というのがあります。
2000年代以降の絵画動向はどのようなジャンルであれ具象が入ってきて、純粋な抽象というのは廃れてしまっている印象です。
それは幼児化(文化的な)や退行性とも絡んでいると思います。
画家にとっても生涯、抽象を探求するのは精神的にかなりたいへんなのではないでしょうか?
この展覧会では、16人の画家の1950年代を中心とした作品約70点により、最盛期の 抽象表現主義を紹介しています。
作家16人は以下のとおりです。
ウィレム・デ・クーニング,
リチャード・ディーベンコーン,
サム・フランシス,
アーシル・ゴーキー,
アドルフ・ゴットリーブ,
フィリップ・ガストン,
ハンス・ホフマン,
フランツ・クライン,
リー・クラズナー,
ロバート・マザウェル,
バーネット・ニューマン,
ジャクソン・ボロック,
アド・ラインハート,
マーク・ロスコ,
クリフォード・スティル,
マーク・トビー
8年前にmondo modernを始めてすぐの頃に一度、出品しました。
そのとき撮影したものを見ずに、今回、良いと思う作品ページを撮影したのですが、8年前とまったく同じものを撮影していました。
好みって変わりませんね。
本書にも登場するリー・クラズナーの作品は、1988年、N.Y.のMoMAのミュージアム・ショップのポスター売り場で初めて知りました。
なぜか涙が出そうになったのです。
実物を観たのは、この1996年の抽象表現主義展でのことです。
この図録はかなり大判で造本デザインも素晴らしい一冊です。
背は最後に掲載した写真のようにカバーとは離れた造りで、デザイン的に格好良いだけでなく、通常の綴じよりも見やすいものとなっています。
ようするに「完璧」な図録なのです。
大判本ですので、佐川急便(複数冊)80サイズでの発送となります。
企画・構成:セゾン美術館
出版:愛知県美術館 中日新聞社
発行:1996年
ハードカバー:249ページ
サイズ:32.5 x 26.5 x 2.5 cm
言語:日本語
状態:ほとんど経年感のない良い状態ですが、背は若干の退色があります。