セシル・ビートンの舞台デザイン「Cecil Beaton: stage and film design」
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セシル・ビートンの舞台デザイン「Cecil Beaton: stage and film design」の商品説明
先日、出品してすぐに売れてしまった本ですが、じつはビートン研究にハマっていた時期に買ったものと仕入れた本と二冊ありました。
こちらが研究していた時期に入手したものです。
セシル・ビートンは写真家であるのみならず、映画『マイ・フェア・レディ』(64)のイライザ(オードリー・ヘップバーン)の衣裳をデザインしたことでも知られています。
その前には、『恋の手ほどき』(58)でレスリー・キャロンの衣裳を担当。
しかもどちらもアカデミー衣裳デザイン賞を受賞しています。なんとも強運な人です。
ビートンはハーロー校からケンブリッジ大学に進みますが、その頃からセット作りが大好きで、
自分でセットをつくって、妹のババやナンシーに煌びやかな衣裳を着せて写真を撮っていました。
自分で認めているのですが、カメラマンとしての撮影技術はたいしたことないと。
ただしセットや照明、光の陰影はピカイチでした。
本人もイケメンでしたが、20年代には化粧したり、ロココ風衣裳を着たり、女装したりでセルフ・ポートレートを撮っています。
本書はそんな20年代〝ブライト・ヤング・シングス〟的な写真や作品から始まります。
いや、その手前、子供時代のビートンが大ファンだったベル・エポック期の大スター、リリー・エルシーのスケッチなどから。
このあたりの詳細は彼の自伝的エッセー『ファッションの鏡』に詳細が書かれています。
20年代後半の衣裳スケッチやつくられた衣裳の写真などが掲載されていますが、他のビートン関係の本では見たことのない貴重なものがたくさんあります。
また舞台装置やセットのスケッチ、実際の舞台の写真なども。
タイトルのとおり、ビートンの映画と舞台セット、衣裳のデザインに絞った作品集ということで、とても内容の充実した一冊です。
横幅のある大判判型ですので、佐川急便での発送となります。
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著者:Charles Spencer
出版社: Academy Editions
発行:1995年
ソフトカバー:128ページ
サイズ:25.5 x 30.5 x 1 cm
言語:英語
状態:カバー表4側に若干、経年スレ等がありますが概ね状態良好。