アントニン・レーモンドと妻ノエミの仕事「Crafting a Modern World: The Architecture and Design of Antonin and Noemi Raymond」
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アントニン・レーモンドと妻ノエミの仕事「Crafting a Modern World: The Architecture and Design of Antonin and Noemi Raymond」の商品説明
戦前、そして戦後すぐの日本のモダニズム建築などに大きな足跡を残したアントニン・レーモンド、そして協働者である妻のノエミの作品を辿った本。
レーモンドの作品集はいくつか見てきましたが、これが決定本といって良い内容ではないかと思います。
アントニンはプラハ生まれですが、1910年にアメリカに移住。同じくチェコ出身のノエミ・ベルネッサンと知り合い、結婚します。
ノエミは大学で日本美術を学んでおり、日本に関心が深かったのです。そして彼女はフランク・ロイド・ライトとも交友がありました。
ライトにアントニンを紹介したのはノエミです。
そしてのちにライトが帝国ホテル設計のために日本に事務所を構えたときに、ライトの誘いでレーモンド夫妻も来日し、ライトの事務所で設計に従事します。
レーモンド夫妻は1922年に独立し、東京に事務所を開設しますが、当初はライトからの影響を脱するのに苦労したようです。
本書はその最初期の作品から膨大な量の写真を集めて辿っています。
作品ページだけでも大変良くできた労作で、作品集としてすごく楽しめるのですが、巻頭で章分けして辿った解説ページも力作です。
こちらにもたくさんの写真が掲載され、またノエミのテキスタイルなどの作品も掲載して資料的に充実しています。
1923年設計の「霊南坂の自邸」など貴重な写真も載っています。
洗練されたモダニズムに変化していくのは、やはり1930年代くらいからでしょうか。
残された古い写真、それに現存するものはカラー写真などを掲載して60年代までの作品を辿っています。
あと巻末が用紙を変えての資料的なページなのですが、それも詳細。
ブックデザインも秀逸で、見出しや本文のフォントのセレクトなどもとてもセンスの良い素晴らしい本です。
大判本にて佐川急便での発送となります。
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著者:Kurt G.F. Helfrich 、William Whitaker
出版社:Princeton Architectural Press
発行:2006年
ハードカバー:366ページ
サイズ:22.5 x 28.8 x 3.5 cm
言語:英語
状態:たいへんきれいな状態。中はほとんど見られてないもののようです。