アメリカン・ポップカルチャーにおける悪趣味「The Encyclopedia of Bad Taste」
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アメリカン・ポップカルチャーにおける悪趣味「The Encyclopedia of Bad Taste」の商品説明
タイトルのとおり、辞書形式でアルファベット順にアメリカン・ポップカルチャーにおける悪趣味=Bad Tasteを写真と軽妙な文章で辿った本。
ちなみにグラフィカルな本によくある程度の大判判型ですが、文章も多い本です。
どちらかというと読んで楽しむ本。
刊行が1990年。日本でも〝バッド・テイスト〟をしきりに喧伝した宇川直宏が雑誌にそうしたことを書き始めるのが1991年。
雑誌『ユリイカ』が「総特集・悪趣味大全」を組むのが1995年。
1990年代の〝バッド・テイスト〟ブームは本書から始まったと言って良いでしょう。
実際、微に入り細を穿つといった感じで、これもか?あれもか?と悪趣味ものが取り上げられていき、かなり楽しめます。
アメリカの巨乳文化もその一つとして挙げていますが(Beast, Enormous)、写真はあのチェスティ・モーガン。
...と思えば、次には馬鹿げたほど大きくゴージャスさを誇った車、キャデラック。編集の妙も利いています。
Face-Liftsがあれば、次にはFake Fur。写真も含めて笑ってしまいます。
あのギラギラだったピアニストのリベラーチェさんも(彼はゲイであることを隠し続けましたが、趣味がどう見てもゲイでした)。
びっくりしたのは、あのロスの有名な下着店〈Frederick's of Hollywood〉が載っていること。
ここの1970年代や80年代の下着カタログを持っていますが、けっこうキッチュでmondo感たっぷりです。
それを悪趣味として取り上げているのですね。いやはや素晴らしい目配りです。
正直、90年代の日本でのバッド・テイスト・ブームは嫌いだったのですが、本書は時代を経ても名著のひとつと言えると思います。
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著者: Jane Stern、Michael Stern
出版社:HarperCollins
発行:1990年
ハードカバー:332ページ
サイズ:22.5 x 26 x 2.6 cm
言語:英語
状態:ダストカバーの小口側四隅に経年の傷み、小破れ等があり、2カ所ほど内側からテープ補修してあります。本体は問題ありません。