キャンバスに描かれたテニス(の文化史)「Court on Canvas: Tennis in Art」
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キャンバスに描かれたテニス(の文化史)「Court on Canvas: Tennis in Art」の商品説明
これはたいへんユニークな視点で構成された本で、手放せずにいました。
テニスが絵画にどのように描かれてきたか?
それをテニスの発展史と、絵画史の側面からを交えて多くの図版と文章で追った本です。
日本の美術館もこういう企画を考えたら良いのに!と強く思いました。
もっともテニス好きでない人にはあまり響かない企画かもしれません。
...と書く私はかなりのテニス好き(観るよりもやるほう)なので、本書に掲載された19世紀末から今世紀初頭のテニス姿、
とくに女性の絵にたいへん興味を持ちました。
前半の3章くらいは、主著者のアン・サマー以外の人がテニスがどのようにスポーツとして体裁を整えていったかを書いています。
文章は読んでいませんが、図版は楽しいです。
4章目でアン・サマーが「テニスと芸術家」と題して、本格的に絵画に描かれたテニスを論じていきます。
写実や印象派的なものから20世紀に入ってアブストラクトになっていくものや、古典主義回帰の絵など、さまざまな絵が紹介されています。
正直、知らない画家がけっこういましたので、たいへん刺激を受けました。
そして最後の章では、スーザン・J・エルクスが「絵画のなかのテニス・ファッション」を論じています。
こちらも19世紀のテニスする女性の下着=インナーウェアも図版とともに紹介して、とても面白い内容です。
というわけで、これまでなかった視点での企画そのものが素晴らしい一冊です。
この本のみでしたらレターパックライト430円で発送できます。
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著者: Ann Sumner
出版社:Philip Wilson Publishers
発行:2011年
ペーパーバック:168ページ
サイズ:25.5 x 24 x 1.5 cm
言語:英語
状態:表紙周りをマットPP加工している本ですが、裏表紙(表4)の上下にコーティングの剥がれが若干あります。最後の写真でご確認ください。