女性の靴の歴史「Shoes: What Every Woman Should Know」
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女性の靴の歴史「Shoes: What Every Woman Should Know」の商品説明
以前、本サイトでは同じ著者によるハンドバッグの歴史を出品したことがあります。
シューズとバッグでシリーズになっていて、サブタイトルには、どちらも「What Every Woman Should Know」が付き、判型も同じ。
そしてどちらもなかなか視点も良く、展開も良い良書だと思います。
本書も中世の「とんがり靴」あたりから始めています。
日本でそこを最も詳しく書いたのは拙著『流行服』だと思いますが、いまは古書市場でも6000円超え。版元も絶版にしなければ...なんて思います。
そして本書ですが、中世から時代を追って辿りますが、「何世紀はどうのこう...」などという退屈な括りはしていません。
とんがり靴でクラクフ(ポーランドの)に焦点を当てたように、18世紀のシューズはバックルに。
そして20世紀に入ってからは現在のスニーカーの原型を1916年の章で紹介しています。
さらに驚きは、1922年にツタンカーメン王墓が発掘され、欧米にエジプトブームが訪れるのですが、
そのとき流行ったエジプト風味のシューズで22年の章をまとめていることです。
なかなかこんな面白い視点の著者はいません。
ハンドバッグの本でもシャトレーンに焦点を当てたり、着眼点が良かったのですが、こちらのシューズも同じ目線で成り立っています。
比較的、コンパクトな本で、基本見開きでひとつのテーマをまとめていますが、レイアウトも楽しく、図版も豊富。
古代から2004年までのスパンですが、セレクトとテーマ設定が楽しいので教科書的な退屈さのまったくない本です。
あと歴史順に図版を並べた退屈な本とも違いますしね。
巻頭では靴のフェティシズムで見開きを展開したり、じつに眼配りの行き届いた本なのです。
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著者:Stephanie Pedersen
出帆社:David & Charles
発行:1988年
ハードカバー : 128ページ
サイズ:18 × 17.7 × 1.6 cm
言語:英語
状態:状態良好です。