セベルジェ兄弟写真集「Les Séeberger」20世紀初頭
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セベルジェ兄弟写真集「Les Séeberger」20世紀初頭の商品説明
フランスで20世紀初頭に多くの写真を残したセベルジェ3兄弟の写真作品を集めた写真集。
かなり昔のことですが、この写真集を偶然みつけてのめり込みました。
それからセベルジェの作品集を集め、さらには『20世紀初頭のロマンティック・ファッション』で、彼らの詳細を書きました。
彼らの写真集は本サイトでもいくつかアップしてきましたが、自分の趣味で集めていた時期に指針となったのが本書です。
ドイツ系の血を引く(独ならジーベルガー/ジーベルゲル)、ジュール、ルイ、アンリの3兄弟が始めた写真館は黎明期のファッション・フォト、
ニュース、行楽地の様子、労働者、あるいはパリの下町の風情など、あらゆるものを撮りました。
20世紀初頭、いわゆるベル・エポック期のさまざまな風俗がここで見ることができるのです。
とても優雅で美しいもの、美しい人たち、そして貧しくボロを着た労働者。
セベルジェ兄弟の視線は公平です。
表紙の写真は1910年に記録的な大雨でパリ市内が水浸しになったときの写真。
これは世界に配信されて知られるようになった写真です。
最初に掲載したものは、彼らの写真館で撮られた当時の最新モード写真。
この3兄弟のモード(流行)への関心は、ルイの息子、ジャンとアルバート兄弟に引き継がれ、彼らは1930年代のリゾート・ファッションをたくさん残します。
それは『Elegance』という写真集にまとめられました。
ともかく語りだしたらきりがないほど、見るべきところの多い写真家です。
いわゆる〝芸術写真〟ではなかったかもしれませんが、素晴らしい記録であり、記録もまた芸術なのだと実感させる一冊です。
※本書は1980〜90年代に流行った縦長の変型本、折り返し付きのソフトカバーなので、
どうしても見ていると表紙に軽い折れぐせができてしまいます。
この本のみでしたら、クリックポスト198円で発送できます。
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著者:Jean- Claude Gautrand(序文)
出版社:Editions La Manufacture
発行:1992年
ソフトカバー:122ページ
サイズ:16 x 21 x 1 cm
言語:フランス語
状態:解説文にも書きましたように表紙にわずかに折れくせがありますが、造本上そうなるものです。それ以外が良好です。