2023/12/26 20:35

11月にメッセンジャーに知らない女性から突然メールが来た。
「...やっと長澤さんにたどり着きました。BIBA関連のものを差し上げたいのですが...」と。

もう15年近く前だが、mixiで「BIBAコミュ」というのを運営していたのだけれど、そこで数回やりとりした女性だった。
SNSをほとんどやってこず、やっとFBで僕を探し当てたとのこと。


彼女が写真を送ってくれた。
主だったところだけでも...
・BIBAのぬりえ帖(かなりの大判)
・BIBAストッキング
・BIBAトランプ
・BIBAのゴールドの羽根ペン
・BIBAショップカード
すべて1970年代前半のBig BIBAの時期のもの。
すごい内容だ。

昔、ebayでBIBA関連を漁っていた頃でも、羽根ペンやぬりえ帖などは一度も見たことがない。
これは対価をお支払いしないでは受け取れませんと返信したが、彼女はお礼は一切いらないと固辞した。


11月終わり頃、荷物が届いた。
BIBA関連以外に彼女が当時、ポートベローの蚤の市などで買ったという...

・ガーターベルト(おそらく1950〜60年代)
・レースのロンググローブ(1930〜50年代?)
・サングラス(1930年代?)
・革ケースに入ったシガレットホルダー
などのアンティークも。いや、まだまだあって写真集や雑誌など多々。

彼女は僕が極度のガーター・フェチ、レースの手袋フェチなのを知っていたのだろうか?
たぶん知らなかったと思う。古いモードが好きなのを知ってでのことかと。。


これが今年最大の僕にとってのサンタさんでした。
お礼にお菓子をお贈りしたが、毎年なにかお贈りしないといただいたものが貴重すぎる。

その女性はいそべさんと言い、いまではFBで友人になった。
1970年代前半に服飾関係の仕事でロンドンに行き、買い集めたものだという。

リアルタイムで集めたものを譲っていただくというのは、ebayなどで入手するのとわけが違う。
モノそのものに当時の熱気が宿っているから。
僕はその熱もいただいた。