2024/05/12 19:19

毎月定例で、友人とともに古い建築を巡っている。
彼はスタイルとしての〝レトロ〟にハマって、そこから古い建築に興味をもって、ずっとひとりで巡っていたそう。

知り合って、僕の卒論『大正期の有機的建築』を見せてから意気投合して、毎月の建築逍遙となった。
見たあとは居酒屋で一杯だから、良い飲み会でもある。


建築を撮りつつ、自分たちも撮っているのだが、それは彼が古い映画のワンシーンのような写真を
撮りたいと思っているから。まぁ〝ごっこ〟ですよね。

昨年からいろいろ行っているが、4月は日本橋の丸石ビルディングとその周辺。
自撮りみたいで恐縮ですが、こちらは彼が撮ってくれた僕。
自分のスタイルのなかでもこのコーディネイトが好きなので、ご容赦ください。


じつはこれ、フォトショの生成AIでの加工です。
元写真と並べるとこんな具合。


プロンプト入力で描き変えてくれるのですが、それとは別に細かなレタッチ作業もしています。
奥の風景とか。
でも石畳は「背景に石畳」の文字入力で一発でここまでやってくれる。
他にも。。


石畳の色を変更したり笑...
もっと凝ったのはこちら。まず道路を石畳に変更。
そのあと奥の風景を「古い倉庫」と入力。するとこんな感じに。。


まるでヨーロッパに旅行して撮ったかのよう。
こんな円安ではとても海外なんて行けませんが。
これも元写真は左のような感じ。


恐るべし、生成AI。
これではいくらでもフェイクがつくれるではないか!
ちなみに自分の画像はいじってません。
女性はよくシワ取りのアプリ使うけれど、あれは気持ち悪い。
自然が一番でしょう。
ともあれレトロとフェイク、相性が良いというか引き合うというか、
...レトロ派を信じるな、とレトロな僕が言います。

このブログ...本のこと、映画のこと、亡くなった著名人のことなど書いてきましたが、
これからは建築ネタも増えそう。お付き合いください。