2025/07/28 09:19

mondo modernをフォローしてくださっている方がたくさんいるので、
何か情報を発しなければいけないと思い、このblogを書いてました。
時間はたっぷりあるし、そして自分自身の「記録」としても残したかったのです。

すでに病状の詳細や、ちょっとした出来事のことは書いてきたので、

今回は、幾十にも重なる「不幸中の幸い」について。

病院の建物がなかなか絵になる

7月7日16時半くらいに腹部に激痛が走ったことはすでに書きました。
尋常ではなかったので、AIのGeminiに詳細を書いて、相談すると
症状からして簡単な病気ではなさそうから、すぐに救急車を呼ぶべきだとのこと。

家から近くの消化器専門の病院に電話をしたのですが、
その時点ですでに17時45分。18時までの受付なので、診察は無理そうとのこと。
ただ「#7119」に電話して救急診療を探せると教えてくれました。

電話すると5つの病院を教えてくれたのですが、中野にある病院とすぐ近所にある
杏林大学杉並病院で迷いました。

点滴の機材のひとつ。トイレに行くときも一緒

杏林病院はもとは宗教団体・立正佼成会が運営する「佼成病院」だったのですが、
大きくて設備は良いし、医師もじつに信頼できる人ばかりでした。
ただ、外来は午前中のみなので睡眠障害で午後起きの僕は躊躇したんですね。

でも、その晩はまだ自転車に乗れたので夜間外来に行きました。
その夜、もっとひどい状態になって、痛みも激しく一睡もできない状態。
さらに嘔吐までして、さすがに翌朝、姉に電話して車で杏林大学杉並病院に再度受診したのです。

そこでの再度のCTスキャンやレントゲン、血液検査で緊急手術の話になり、
その後、病院の本体である杏林大学医学部付属病院に救急搬送されたのは、すでにこのblogで書いたとおり。
緊急の検査で悪化の怖れもありと「重症管理」扱いとなり、高度治療室(HCU)に入ったわけです。
その後のいくつもの検査で、手術でなく投薬治療とドレナージで様子を見ることになったこともすでに書きました。

鼻から胃まで差し込まれた管。これで胃液が腸に流れないように吸い上げている

いまとなって思うのです。
最初に、近所の消化器専門医で診てもらったとしたら、今回の重篤性がわかっただろうか?
あるいは初診を中野の病院にしていたらどうなっただろう?
そして杉並病院の医師たちが緊急手術と言い出したときに、年配の医師が、
本体の医学部付属病院のほうで、もっと詳細な検査をしてもらおう、と言わなかったら?

ちなみに緊急手術が検討されたのは、膿の漏出による感染・炎症のコントロールができない場合、
敗血症、菌血症、腹膜炎が心配されたそうで、このとき腹膜炎の初期症状は出ていたようでした。
その場合、大手術となって術後もふつうに食べれるような生活には戻れなかったかもしれないと、あとで主治医に言われました。

なので、もしかしたら「運が強かった」のかもしれません。
もっと運のある人は病気になぞ、ならないでしょうが。。
...でも、それは運命として諦めるほかない。