2024/02/28 03:25
外付けのハードディスクドライブがやたらと増えて,整理しなければと思い見ていたら、10年くらい前にYoutubeからやたらとDLした古い映画のフォルダが出てきた。そのなかにブリギッテ・ヘルム主演『妖花アラウネ』...
2024/02/25 07:20
フランソワ・コラーという写真家が大好きで写真集を集めてきた。彼の初期の作品はシュルレアリスムの影響が色濃く、その後『Harper's Bazaar』でファッション・フォトも撮った。そうした作品と対極のような存在に...
2024/01/30 20:55
ジョン・ガリアーノが2011年にユダヤ人差別発言でディオールを追われたときは、かなりショックだった。1990年代後半から2000年代前半のガリアーノが最高すぎたから、ガリアーノのいないハイファッションの世界に...
2024/01/06 01:15
正月に実家の部屋を片付けていたら、20年近くしまったままにしていたクリアフォルダが出てきた。20代からのいろいろなものを挟んである。なかにあった2枚の写真を見て、いろいろ去来するものがあったので書き記...
2023/12/26 20:35
11月にメッセンジャーに知らない女性から突然メールが来た。「...やっと長澤さんにたどり着きました。BIBA関連のものを差し上げたいのですが...」と。もう15年近く前だが、mixiで「BIBAコミュ」というのを運営し...
2023/12/05 19:42
J:comと契約しているのだけれど、支給されていたHDDが逝ってしまい録画してあった236本の映像を失った。236本...なぜかこういう数字は記憶する気がなくても記憶する。半数は映画、あと半数はナチ関連のドキュメン...
2023/10/18 02:59
本日のトークイベントのいくつかのトピックをこちらに。かなり濃い内容になりますので、ぜひ、Naked Loft YOKOHAMAへ。19:30からです。◉ 18世紀に大流行した巨大なカツラは、流行が終わったときにどうなったか?◉...
2023/10/13 20:32
18世紀、ロココの時代に貴婦人たちの髪型(カツラ)がボリュームを増し、どんどん高くなっていったことは、昔のヨーロッパ・モードが好きな人は知っているかもしれない。天井まで届いてしまったとか、カツラが大...
2023/09/01 19:26
渋谷ユーロスペースでのウルリケ・オッティンガー ベルリン三部作。『アル中女の肖像』(79)を先に観て、次に『タブロイド紙が映したドリアン・グレイ』を観た。1970年代後半の〝ニューロマンティックス〟ムーブ...
2023/07/27 19:26
僕はグラフィック・デザイナーとは別に「ファッション史家」を名乗っているが、これはあくまで〝自称〟。誰が認めたわけでもなく、学会にも所属していないので、学会の人たちは認めないだろう。でも、僕の本の読...
2023/07/17 05:05
誰かが亡くならないとBlogを更新しない自分の怠惰もどうかと思うのだが、貧乏暇無しであまりに雑事が多すぎる。生きて行くだけでたいへんで、水面に顔を出してアップアップしている魚のような気分だ。そんなとき...
2023/05/18 02:57
人と音楽との関わり方というのは、大雑把に言ってふたつの種類があると思う。ひとつは青春期に聴いたものに大きく影響されて、そこで止まってしまうもの。もうひとつは絶えず変化して、新しい音楽を受容していく...
2023/04/28 16:31
フランソワ・トリュフォーが極度の脚フェチだということを、映画批評をやる人はほとんど言及していない。トリュフォーのそんなところばかり気になって、自著『パスト・フューチュラマ』の「脚、下降するエロティ...
2023/04/22 21:14
恵比寿にあるギャラリー〈LIBRAIRIE6〉での合田ノブヨ展。コラージュと草木染めの技法を融合して、じつに独特な完成度の高い作品になっている。紙に草木染めをしてそこに写真をコラージュしているのだが、葉や枝...
2023/04/14 05:18
マリー・クワントが13日、亡くなったという。...93歳。僕はファッション史家でもあるので、マリー・クワントについて自著や雑誌で触れてきた。特別な思い出がひとつある。10代後半からなのだが、古典的なフルファ...